12月22日は二十四節気で【冬至(とうじ)】にあたります。一年の中で最も昼間が短く、夜が長い日になります。冬至を境に徐々に昼の時間が長くなるため、古くから「太陽が生まれ変わる日」と捉えられていたようです。ゆず湯に浸かったり、南瓜を食べる日としても馴染み深いかと思います。由来は地方によって様々ですが、ゆず湯で邪気を祓い、夏が旬の栄養豊かな南瓜を冬に食べ無病息災で過ごせるよう、との事です。
さて市場ではクリスマス需要がピークを迎え、24日以降から徐々に苺の相場は落ち着くものと思われます。しかしながら産地の日照不足により供給量の回復が見込めず、入荷量はタイトな予想です。
冬至以降はクリスマスから切り替わるように正月用の品目も入荷のピークに。例年に比べ年内の市場営業日が少なく、また昨年までのコロナ禍による生産量減少の流れがあるため、こちらも余裕のある入荷状況とは言い難い模様です。
多くの品目が年末最終セリ日より前(12/25頃)に入荷終了となるため、ご入用の際は営業担当者まで早めのご相談をお願い致します。
また、最後になりますが本年も大変お世話になりました。寒さが厳しくなっておりますので青果物の栄養をたっぷりと摂って頂き、良い年をお過ごしくださいませ。
季節もの
国産苺 冬至以降はクリスマス向け相場が落ち着きますが、品物そのものの入荷量はそこまで潤沢にはならない模様。特に福岡県産あまおう苺は日照不足により入荷量が例年になく少ない状況です。
国産カンキツ みかんは現在入荷中の早生種から"普通温州"、"青島みかん"へと徐々に切り替わっていきます。
金柑は現状順調に入荷しておりますが、年末年始は予約分のみの対応予定です。
でこぽん(or不知火)年内は顔見せ程度の入荷になります。本格的な入荷・おすすめ時期は年明け以降となります。
りんご 赤色系はサンふじ、黄色系は王林の取り扱 いになります。
特殊商材として千雪(褐変しにくいりんご)の取り扱いもございます。
シーズン開始
春野菜(山菜類)
入荷量はまだ少量ではありますが、菜の花、ふきのとう、うどなど春を感じられる商材の入荷が始まりました。気温の上昇と共に入荷量が増えてきます。年末年始は供給量が少ないため相場高の傾向です。
注意が必要なもの
北海道産野菜 引き続き夏場に発生した高温・干ばつの影響が強く残っています。例年に比べ収穫量が少なく、サイズ感も小さい傾向です。ジャガイモ・玉ねぎなど普段使いの野菜に大きな影響がでています。
ハウス栽培の品目
例年に比べハウスを加温するための燃料費が高騰しています。このため、加温を控える生産者も少なくありません。結果的に生産量は例年に比べやや少なくなるものと思われます。
産地の天候によって入荷状況が変わる場合がございます
詳しい価格や規格については営業担当までご連絡ください
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