12月7日は二十四節気で【大雪(たいせつ)】にあたります。
字のとおり本格的な冬の到来が感じられる頃合いです。山々だけでなく平地にも雪が降り積もり、天気予報では積雪量のお知らせも増え始める頃でしょうか。
関東も11月下旬からぐっと冷え込みが強まり、コートだけでは朝晩の寒さに負けてしまいそうな気温になってきました。今年も残すところあとわずか、この1年もあっという間だった気がします。
さて市場ではギフト需要からクリスマス需要へと切り替わる頃。合わせて正月用の品目も徐々に入荷し始めます。相場の動きは11月の好天による前進出荷の影響と12月にかけての急な冷え込みから、入荷の谷間が生まれている品目が散見されます。どのタイミングで年末年始向けの相場になるのか悩ましい状態です。
また、多くの品目が年末最終セリ日(12/29)前に入荷終了となるため、ご入用の際は営業担当者まで早めのご相談をお願い致します。
季節もの
国産苺 11月の好天の影響から前進出荷の様相。クリスマス需要前に一旦入荷の谷間が発生する恐れがあります。12月の相場は例年12月15日前後からクリスマス需要に伴い相場高になる予測です。福岡県産あまおう苺は現在日照不足により入荷量が少ない状況です。
国産カンキツ みかんは現在入荷中の早生種から"普通温州"へ切り替わります。紅まどんなも引き続き入荷しており、出荷ピークは
洋梨 主要品種であるラ・フランスがメイン。新潟県産ル・レクチェの入荷も始まりました。こちらは12月15日頃までの入荷予定。他の洋梨に比べ、滑らかな食感が特徴です。
りんご 赤色系はサンふじ、黄色系は王林の取り扱 いになります。特殊商材として千雪(褐変しにくいりんご)の取り扱いもございます。
シーズン開始
紅まどんな 愛媛県産「紅まどんな」の入荷が始まっています。ゼリーにも似たプリっとしながらトロりととろける食感、高い糖度と控えめな酸味が特徴。一定の基準値を満たしたものだけが紅まどんなとして流通します。近年は贈答用としての需要高と天候不良による糖度不足から基準に達しない物が多く、現在の入荷は非常にタイトな状況です。
注意が必要なもの
北海道産野菜 引き続き夏場に発生した高温・干ばつの影響が強く残っています。例年に比べ収穫量が少なく、サイズ感も小さい傾向です。ジャガイモ・玉ねぎなど普段使いの野菜に大きな影響がでています。
ハウス栽培の品目
例年に比べハウスを加温するための燃料費が高騰しています。このため、加温を控える生産者も少なくありません。結果的に生産量は例年に比べやや少なくなるものと思われます。
産地の天候によって入荷状況が変わる場合がございます
詳しい価格や規格については営業担当までご連絡ください
コメント