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市場だより【小寒】2022/01/05~

明けましておめでとうございます。本年も魅力的な青果物を皆様にお届けできるよう、社員一同努めて参ります。どうぞよろしくお願い致します。


1月5日は二十四節気で【小寒(小寒)】にあたります。冬至から半月ほどが過ぎ、【寒の入り】としても知られ、更に寒さが厳しくなる頃です。この日から節分までを【寒の内】といい、寒中水泳・寒稽古などが行われる時期。松の内(~1/7)を過ぎて出す便りも「寒中見舞い」となります。


さて市場では1月5日が初市となり、新しい年最初の競りが行われます。市場内では農作物の宝船が飾られたり、超促成栽培のさくらんぼの競りが行われたりと新年の縁起物あふれる様子がみられました。 市場の様子はコチラ→ 東京青果株式会社HP

市況は未だ年末年始の流れからか、品種によっては未だ潤沢ではないものもありますが、極端に数が少ない品物はないようです。しかしながらこの先は極端な冷え込みなどによる霜害や雹害なども予想されるため、各産地の気温や天気に注意が必要な時期となります。

 

季節もの


国産苺 年内の需要期が過ぎ、市場相場は落ち着く頃合いです。端境期にあたるため、産地や品種、サイズによっては入荷数が減りこむ恐れがあります。


国産カンキツ各種 みかんの他、金柑、でこぽん、せとか、伊予柑、はっさく、甘平といった国産カンキツが徐々に入荷し始めます。ここから春ごろまでは国産カンキツのベストシーズンになりますので、色々な品種の柑橘を食べ比べてみてはいかがでしょうか。


りんご 赤色系はサンふじ、黄色系は王林の取り扱 いになります。

特殊商材として千雪(褐変しにくいりんご)の取り扱いもございます。



シーズン開始


春野菜(山菜類)

入荷量はまだ少量ではありますが、菜の花、ふきのとう、うどなど春を感じられる商材の入荷が始まりました。気温の上昇と共に入荷量が増えてきます。年末年始は供給量が少ないため相場高の傾向です。




注意が必要なもの


あまおう苺

昨年末の産地曇天の影響が残り、そのまま端境期(収穫ピーク後、収量が減るタイミング)へと突入する流れに。前年比6割程度の入荷見込みとなっており、1月中は引き続きタイトな入荷状況となります。


北海道産野菜 昨年に引き続き夏場に発生した高温・干ばつの影響が強く残っています。例年に比べ収穫量が少なく、サイズ感も小さい傾向です。ジャガイモ・玉ねぎなど普段使いの野菜に大きな影響がでています。


ハウス栽培の品目

例年に比べハウスを加温するための燃料費が高騰しています。このため、加温を控える生産者も少なくありません。結果的に生産量は例年に比べやや少なくなるものと思われます。




産地の天候によって入荷状況が変わる場合がございます

詳しい価格や規格については営業担当までご連絡ください


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