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市場だより【立春】2022/02/04~

2022年2月4日は二十四節気で【立春】にあたります。旧暦では立春を1年のはじめとし、節分や八十八夜といった季節の節目は立春を起点とした日数で決められています。暦の上ではいよいよ春。梅の花が咲くころとされ、徐々に春の訪れを身の回りで感じ取れる時期になります。


国産果実は引き続きイチゴ・カンキツ類・リンゴがメインです。これらの顔ぶれが初春のさくらんぼや枇杷などが始まるまで続きます。国産野菜は山菜などの入荷が増え、2月末までが美味しく召し上がって頂けるシーズンです。豆類などの入荷もはじまり、まだ寒い気候ではありますが市場の中にも春が来たのを感じます。とはいえ引き続きの厳寒期ですので、雪や霜の影響に注意が必要です。

 

季節もの


国産カンキツ各種 完熟金柑、でこぽん、せとか、伊予柑、はっさく、甘平といった国産カンキツが入荷しています。春先まで国産カンキツのベストシーズンになりますので、色々な品種の柑橘を食べ比べてみてはいかがでしょうか。


春野菜(山菜類)

菜の花、ふきのとう、たらのめ、うどなど春を感じられる商材の入荷が始まりました。気温の上昇と共に入荷量が増えてきます。暖かくなりすぎると花が咲いたり、えぐみが強くなるため、2月いっぱいのご使用をおすすめしております。


国産苺 各産地から色々な品種が入荷する時期ですが端境期にかかり、二番果*を待つ頃合いです。産地・品種・サイズによっては入荷数が減りこむ恐れがあります。


二番果…ひとつの苗で2期目に咲いた花からできた実。一番果はクリスマス時期~1月末頃まで。二番果は2月上旬ごろから開始となる為、この時期は入荷の谷間になりやすい時期となります。



シーズン開始


豆類(いんげん、スナップエンドウ、絹さや) 山菜類と同様に市場では春を告げる品目の一つです。しかしながら2月中は冷え込みによる生育の遅れやそれらに伴う入荷の谷間もある為不安定な入荷状態になる事も少なくありません。入荷が安定し始める3月以降がおすすめです。




注意が必要なもの


葉菜類(レタス・サニーレタス・グリンカールなど)

季節柄需要は多くないものの、低温や干ばつの影響から全体量が少なく、高値での推移が見込まれています。現時点では2月中旬以降から回復に向かうとの見込みですが全体量としては平年を下回る模様です。


北海道産野菜 昨年に引き続き夏場に発生した高温・干ばつの影響が強く残っています。例年に比べ収穫量が少なく、サイズ感も小さい傾向です。ジャガイモ・玉ねぎなど普段使いの野菜に大きな影響がでています。


ハウス栽培の品目

例年に比べハウスを加温するための燃料費が高騰しています。このため、加温を控える生産者も少なくありません。結果的に生産量は例年に比べやや少なくなるものと思われます。




産地の天候によって入荷状況が変わる場合がございます

詳しい価格や規格については営業担当までご連絡ください


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